
SEEC
Supersonic Exploration Equipment for Concrete
国土交通省 点検支援技術性能カタログ(橋梁・トンネル)掲載
コンクリート厚さ10mまで探査可能な広帯域超音波探
SEEC(シーク)は、超音波でコンクリート内部の空洞や埋設物等を調査する技術です。広帯域超音波をコンクリートに入射し、コンクリート厚さや内部空洞等の欠損を調査します。広帯域超音波と特殊な探触子構造によって微小超音波が受信可能と なり、従来では困難であった長距離探査を実現しました。


コンクリート厚さ10mまで探査
・広帯域超音波と特殊な探触子機構によって長距離探査を実現
※コンクリートの劣化状況によって、探査距離が短くなる場合があります。
様々な素材の探査
・埋設鋼材の長さや地中空洞等も調査可(※)
・鋼板や炭素繊維シートで補修されたコンクリートも調査可
※1 地中探査距離は6m程度になります。

様々な現場で使用可能
・バッテリー駆動可能なため、電源確保が不要
・軽量・コンパクトなため、高所作業車や足場上でも使用可能
・連続使用時間は約8時間
本体仕様


高所作業車上での壁厚調査

・道路橋の橋台・橋脚の洗堀調査、橋台厚さ調査
・コンクリート床版・壁厚調査
・コンクリート床版下の空洞調査
・コンクリート床版内異物混入調査
・地中埋設管・地中空洞探査(最大6m)
・床版、壁面のひび割れ深さ測定(最大深さ3m)
・鋼材埋設長さ調査
・グラウト充填調査
・鋼板巻き立て補強橋脚の鋼板裏空隙調査

当社は自社開発技術を用いた調査業務を請け負っております。
調査業務は次のような流れで実施しています。
1.打合せ
調査対象物の構造や所在地、現場状況等のご確認
2.調査計画
測定間隔や測定点数、使用機材、調査手順を計画
3.調査作業
現地で調査計画に則り、調査
4.解析作業
社内で測定データ解析
5.報告書作成
解析結果から報告書作成

特許
・広帯域音波を用いた探査装置及び探査方法(特許第7216941)
・鉄筋コンクリートの構造物の非破壊検査法(特願2020-021842)