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ECHO
Exploration system for Concrete HOllow
国土交通省技術カタログ掲載
最大6 mの距離から特殊プラスチック弾を発射し、
反射音の弾性波成分からコンクリートの浮きを探知するシステム
コンクリートに衝撃を与えるためのプラスチック弾を発射する装置と衝撃で発生した音を受信する装置、その音を波形として表示するノートPCを組み合わせた装置で、発射されたプラスチック弾がコンクリートに衝突すると、「表面に広がって伝わる振動」と「コンクリート内部へと伝わる振動(弾性波)」の2つが発生し、弾性波はコンクリート内部から再び表面に戻り、反射音として放出される。コンクリート内部の浮きの有無によって反射音に違いがあるため、それらを波形として表示することでコンクリートの浮きを確認できる。
POINT 1
波形の判定
空洞のない場合は着弾後の反射エコーの振幅が
小さく、波形はすぐに減衰し周期性もない。 写真1。
空洞がある場合は着弾時の反射エコー振幅が
大きく、徐々に減衰しながら収束していく。 写真2。
POINT 2
画像による探査箇所の記録
遠隔探査のため対象にチョーク等で記録不可
であるが、探査箇所は画像として記録可能(別
途カメラが必要)
POINT 3
生分解性プラスチック弾を使用
石油成分を含まない1~2年で自然分解されるプラスチック弾を使用。
POINT 4
不要な帯域をカット
バンドパスフィルタで判定に不要な帯域をカット
することでノイズの影響を低減。
ECHOの活動実績
プラスチック弾を発射し、コンクリート内部空洞を探査する装置
2021年:国土交通省施設施設点検技術カタログに登録。
技術番号 BR020009-V0020
最大6mの距離からプラスチック弾を発射し、反射音の弾性波成分から内部空洞を探知するシステム
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