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SHEED
SH-wave Super-sonic Exploration Equipment for Drum
NETIS登録
厚み全体に対して面状に伝わる超音波で、金属板のきず、錆等を探査する装置
超音波の発振・受振をする「探触子」と超音波信号の生成とモニターを備えた「本体」からなる超音波探査機で、金属板の欠損調査で使用されている斜角探傷法の1つである横波超音波(SH波)を使用して、きずや錆等の欠損で反射されるSH波が再び探触子まで戻ってくるまでの時間を測定することで、欠損の有無や欠損までの距離を確認できる。
POINT 1
SH波の伝搬範囲は距離約1m、頂角18度の二等辺三角形状。
POINT 2
SH波は金属板を面状に伝搬し、探触子を回転させながらの探査できるため、広範囲の探査が容易。
POINT 3
探査可能な金属板の厚さ6mm。
(これ以上の場合はSH波の伝搬範囲が距離が短くなる)
POINT 4
金属板の曲げ部分やプレス部分も影響なく探査。
POINT 5
金属製容器の場合、内容物(液体・個体)の影響は受けなく、容器の外側から内側の欠損を探査可能。
POINT 6
軽量・コンパクトでバッテリー駆動のため、持ち運びが容易で商用電源が無い場所でも使用可能。
採用実績
・国立研究開発法人 日本原子力開発機構様で採用され、原子力学会に論文を発表。
・原子燃料工業株式会社様でテストの後採用、装置一式納入。
・北陸電力(株)志賀原子力発電所等でドラム缶探査。
SHEEDの活動実績
SH波によるドラム缶内面腐食調査探査
2017年1月:北陸電力株式会社志賀原子力発電所にてドラム缶内腐食調査受注。
2017年4月:日本電力学会北関東支部にて日本電子力研究開発機構からSH波ドラム缶探査論文を発表。
2017年5月:東芝電力放射線テクノサービス株式会社より、ドラム缶内面腐食調査受注。
2018年6月:原始燃料工業よりドラム缶内面腐食調査受注。
2019年2月:原始燃料工業に装置一式納入。講習実施。
2020年:NETIS登録、銅板欠損探査装置 KT-180106-A
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